2013年02月19日

「不運の貴公子」信陵君(魏無忌)

現代の中国は正直あまり好きではありませんが

中国史の人物達のエピソードは実に面白く

また勉強になります。

中国の戦国時代

戦国四君と呼ばれた人物達がいました。

なんか四天王みたいでかっこいいですね。

その四君の一人が信陵君です。

魏という国の公子でした。

大雑把にエピソードをまとめると

・乞食みたいな人でも賢いという噂を聞けば
 分け隔てなく礼を尽くし親睦を深めた。

・ネットワークが幅広く魏王より早く情報を
 入手できて魏王にビビられた。

・姉が嫁いだ国が当時の最強国家に攻められた時援軍を
 求めてきたが魏王は最強国家にビビリこれを却下。
 信陵君は魏王を無視して魏を脱出して国境付近にいた将軍を
 殺して軍を吸収し姉の国に援軍に向かい最強国家を撃退

・魏王と気まずくなったので姉国に滞在している間
 また賢いという評判があった身分の低い者と親睦を深めると
 姉の旦那が「身分低いやつと親しくなるとか笑える」
 的な発言をしたのを耳にして腹が立ち帰国しようとするが
 信陵君が出て行くとまた最強国家に乗り込まれる恐れがあるので
 姉旦那が必死の土下座で引き止める。

・今度は魏が最強国家に攻め込まれて魏王から助けを求められ帰国
 周辺の五カ国に声をかけて連合軍を作り最強国家を再度撃退して
 勢いあまって最強国家の領土に攻め込む。

・最強国家が信陵君に恐れをなして金をバラまいて信陵君の悪評を
 垂れ流し、悪評を信じた魏王が信陵君を左遷する。
 信陵君、いじけてアル中になり病死

なんというか信陵君が不運というより魏王の無能っぷりが凄いです。

無能なだけならまだ救われるんですが

無能で嫉妬深くて警戒心の強い上司っていうのは

本当どうしようもないですね。










posted by 免堂九斎 at 19:43| Comment(0) | 中国 春秋戦国時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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